香港の伝統的な祭: 世代を超えて受け継がれる大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス(舞火龍)



香港 - Media OutReach - 2017年9月15日 - 大坑(タイハン)、はもともと農民や漁民が住む小さな客家(ハッカ)の集落でした。19世紀に疫病が大流行し、多くの住民が亡くなりました。言い伝えによれば、村の長老に「中秋節の間ファイヤー・ドラゴン・ダンスを踊って爆竹を鳴らせば、疫病を追い払える」と仏陀からのお告げがありました。村人がその通りにすると、爆竹とお香の硫黄のおかげで疫病がなくなったと伝えられています。その後この踊りは、健康と村の繁栄を祈る年中行事となり、今年は10月3日~10月6日に祝われます。

 

大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンスの指導者のChan Tak-fai(陳徳輝)氏は、屋外の駐車場で腕を前に出して弓を引くポーズを取り、「大坑っ子」のグループにファイヤー・ドラゴン・ダンスの動きを教えています。70才になっても元気なChan氏は、ポーズやステップを丁寧にやって見せながら、地元の若者たちが基本の動きを覚え、香港の伝統が長く受け継がれることを願っています。

 

「大坑ったたちはファイヤー・ドラゴン・ダンスに参加することが名誉だとっています。踊りに参加しなければ、真大坑ではありません」と、Chan氏は言います。」

 

Chan氏は今も続く伝統の舞を次代に引き継いでいく事を誇りにしています。大坑の人々の努力によって、ファイヤー・ドラゴン・ダンスは1880年から何世代にも渡り続いています。この舞は、香港の無形文化遺産リストの重要項目に挙げられ、2011年にはナショナルリストに入れられました。

 

現在の大坑地区は、村ではありません。流行のレストランや高級アパートメントのあるお洒落な地域で、元々の住民の多くは外部に出て行きました。しかしファイヤー・ドラゴン・ダンスの伝統は残り、行事の日には大勢の元の大坑の住人たちは現地に戻り、ダンスに参加したり、見物をしたりします。

 

その一人が21才のAlan Fok Chun-fung(霍駿峰)氏です。Alan氏は子どもの頃、竹と藁と何千本もの線香で作られた長さ220フィート(約67メートル)の「龍(ドラゴン)」が大坑の夜道で明るく光る美しさに魅せられました。

 

「私は上の階に住んでいたので、ファイヤー・ドラゴン・ダンスを上から見ていました。」Alan氏は、子供の頃にダンスの重要なルートの1つである浣紗街(Wun Sha Street)を通るファイヤー・ドラゴンを思い出して言いました。「ファイヤー・ドラゴンの美しさと動きにうっとりしていると、母が参加したらどうかと勧めてくれました」

 

Alan氏は14歳で踊りに参加しました。81才になるPang Man-kan(彭萬根)氏は、10代からダンスに参加し、引退後は相談役を務めていますが、若い人たちのダンスにかける情熱に感動しました。「若い人がたくさん参加してくれて、本当に 嬉しいです。近所に住む欧米人の方々まで熱心に参加してくれるのが、とても歓迎すべきことです。」とPang氏は言っています。

 

ファイヤー・ドラゴンのコントロールは簡単ではありません。龍の身体は32個の節があり、それぞれのパーツの重量100キロ以上で、頭だけでも48キロあります。しかしAlan氏のような若者たちにとっては、重さはさほど問題ではありません。アラン氏によると、お年寄りのように歴史と伝統はだけではなく、若い世代はこのお祭りを通して地元との絆を強く感じられることが重要だと考えているそうです。

 

大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス2017

日付

2017103日~106

時刻

8:15pm10:30pm

おすすめ観覧ポイント

大坑、浣紗街(Wun Sha Street)

特別ショー

2017104 10:45pm11:45pm
銅鑼湾(Causeway Bay)ヴィクトリア・パーク、サッカー場

浣紗街(Wun Sha Street)で行われるファイヤー・ドラゴン・ダンスをビクトリア・パーク内の会場内で行います。

詳細

http://www.discoverhongkong.com/

 

写真1 & 2



大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンスは香港の中秋節には欠かせない行事です。


写真 3 & 4



(左から)Pang Man-kanChan Tak-fai氏、Alan Fok Chun-fung

 

詳しくは香港政府観光局のDiscover Hong Kongウェブサイトをご覧ください。.

 

メディア用写真のダウンロード:
www.dropbox.com/sh/k2yzlirmmr8ked3/AAA8WPee4CqW7xiy5t9QvCzpa?dl=0

 



The issuer is solely responsible for the content of this announcement.
SOURCE:

Hong Kong Tourism Board

CATEGORY:

Travel & Leisure

PUBLISHED ON:

15 Sep 2017

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