ArtesynとVantrixが仮想動画プロセシングの大幅な密度増加とコストを削減
放送と通信サービスプロバイダ向け単体のクラウド対応可能なアクセラレータサーバーにより最大40台のサーバーを置換可能、ランニングコストも低減
日本東京 - Media OutReach - 2014年11月20日 - 2014年国際放送機器展(International Broadcast Equipment Exhibition: Inter BEE 2014)で Artesyn Embedded Technologiesは、放送局と通信サービスプロバイダがわずかなコストでマルチスクリーンコンテンツをユーザーに提供できるようにするためにVantrixと共同開発した新しいビデオトランスコーディングとメディア処理プラットフォームのデモをします。統合Artesyn SharpStreamer™ハードウェアとVantrixソフトウェアソリューションは、暗号化やアダプティブビットレート(ABR)パッケージングなどの仮想化超高密度メディア処理機能用に、低価格で非常に高いチャネル密度を実現します。
たとえば、単体のアクセラレータサーバーは、ビデオオンデマンド(VoD)オーバーザトップ(OTT)コンテンツのトランスコーディングアプリケーション用の非アクセラレータサーバー最大40台、または従来型リアルタイム放送ABRアプリケーション用の非アクセラレータサーバー最大24台を置換可能です。このように多額の資本支出節減に加えて、非アクセラレータサーバーで同じアプリケーションを実行するのに必要な電力に対して推定6~10%の省電により、運用支出も節減できます。
このソリューションは千葉市の幕張メッセで開催されるInter BEEイベントのArtesyn Embedded Technologiesブース(ホール32ブース3102)でデモされる予定です。
Artesyn Embedded Technologiesサーバー加速化製品マーケティング部長のLinsey Millerは次のように述べました。「コンテンツサービスプロバイダは、動画エンコーディングやトランスコーディングのアプリケーションにプロプライエタリなハードウェアよりも標準的なサーバーを使用したいと考えていますが、現在これらの標準サーバーをソフトウェアベースの動画処理ソリューションの超高密度をサポートするために、拡張する際のコスト効果は良くありません。弊社とVantrixとの協業により、サービスプロバイダはさらに高い密度に対応するために既存サーバー上で拡張をする際に、Artesyn SharpStreamerアドオンカード技術と、Vantrixの市場トップクラスの動画処理、最適化、キャッシングおよび分析ソフトウェアを組み合わせることができます。
Vantrix社長兼CEOのJean Mayrandは次のように述べました。「ユーザーの習慣が変化してマルチスクリーン型の需要がますます増えているために、動画エンコーディング/トランスコーディングのネットワーク需要も伸び続けています。OpenStackの統合と複数仮想マシンのサポートにより、サービスプロバイダは、さらに高いチャネル密度に到達するためにクラウド対応できるソリューションを利用できるようになりました。新しいハードウェアは不要です。」
統合ハードウェアとソフトウェアソリューションは、Artesynからアドインアクセラレータカードとして利用可能で、お客様の既存のサーバー設備や構成済みで開発準備のできたサーバーに付けて使用でき、デルなどのサードパーティサーバーもサポートしています。
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Artesyn Embedded Technologies
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20 Nov 2014